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3か月が経過しました。

短いようで長かった3か月というのが実感です。

「3か月はかかる」という思いでスタートしましたので、この10月は節目の月になります。

8月に大口の注文が1件あったのを除くと、この3か月間は、売上もアクセスも低ーいレベルで、ほとんど横ばいでした。

今でも、当店のコンセプトには自信を持っていますが、「分母」が大きくならないとなかなか実績には繋がらないことは明らかです。

やはり、ある程度の資金を使った広告宣伝がないと、まだまだ時間がかかることを覚悟する必要があるようです。

ここで、もう一度初心に帰り、10月から12月の3か月間を上昇のスタートと位置付けて、コツコツと進んでいきますので、今後とも当店をよろしくお願いいたします。

2010/10/1

サプリメントの原料表示について

最近はサプリメントの表示事項についてご存知の方も増えてはきましたが、やはり詳しくはご存じない方も多いかと思い、改めて今日は「原料」の表示についてお伝えしようと思います。

原料は「原材料名」として、必ず表示しなければなりません。

当店では100%コラーゲンペプチド粉末ですから、[原材料(名):コラーゲンペプチド]と原料は一つだけになりますが、これは特別な例です。

普通は、例えばタブレットタイプのコラーゲンサプリメントですと、

原材料:コラーゲンペプチド、乳糖、結晶セルロース、ショ糖脂肪酸エステル、二酸化ケイ素

と、このように表示されています。

そして、配合量の多い順に表示するという決まりがありますので、この例ではコラーゲンペプチドが一番多く、以下多い順に表示されています。

この例での乳糖以下は、タブレットに固めるための原材料ですので、目的には不必要なものです。

このように、目的とする原料や成分に関係のなさそうな原料名が先に表示してあるものや、気になるものがあれば、それが何なのかを確認した方がよいと思います。

店舗であれば店員さんに、通販であれば電話かメールで確認できると思います。

ところが、店舗で製品に原料表示がなければ違法ですから、まずそのようなことはあり得ませんが、通販では広告に表示義務はありませんので、どこにも表示がない場合を結構見かけます。

本来、製品に表示義務があれば、現物を見れない通販では広告での表示を義務化すべきだと思います。

ただ、責任ある販売者かどうかを見分けるには、派手なコピーや画像・パッケージなんかより、製品での義務表示をキチンと表示してあるかがポイントになるかと思います。

これからも、「表示」について少しずつお伝えしていきたいと思います。

2010/10/3

サプリメントの表示について

前回は、いきなり「原材料名の表示」についてお知らせいたしましたが、そもそもサプリメントの表示はどのようになっているかをお知らせいたします。

前回もお伝えいたしましたが、下記の必須表示事項の表示や説明が無いお店は、サプリメントの基礎知識なしに販売していますので、お気を付けください。

当店の商品ラベルでご説明いたします。

「固有記号」とは、消費者庁の食品表示課に届け出ている製造所の記号で、販売者と対で登録されており、どこで製造しているかがわかるようになっています。

製品の現物を見ることのできない通販では、上記項目は必ず表示したいものです。

また、右にある「栄養成分表示」は必須項目ではありませんが、部分的な表示は禁止です。

栄養成分を表示するには、上記のように「エネルギー」「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」「ナトリウム」をこの順番でセットで表示しなければなりません。

「栄養成分表示」について詳しくは、改めてお伝えしたいと思います。

2010/10/5

怪しい電話の話

ほとんど毎日、営業の電話が入ってきます。

中でも一番多いのが、「集客」に関する営業です。

リスティング広告の代行、外部リンク対策、ホームページ作成、クリック広告、テレビショッピングやラジオ・テレビのCM、雑誌広告、有名人(昔?)訪問広告、・・・etc.

様々な方法の営業電話がかかってきます。

当店は、ギリギリの低価格ですから、このような販売促進にお金をかけることができません。

概略を聞いて、いつもお断りをしています。

ところが昨日、これまでで初めて聞く内容の電話がありました。

「モデルを使った広告はいかがでしょうか」といった内容でした。

私のイメージでは、イメージモデル=タレント・アイドル・有名人でしたので、なぜ当店のホームページを見てモデルなのか不思議に思い、改めて、簡単に当店のコンセプトを伝えると、

「コラーゲンをご販売ですよね」と、「そこで、モデルがご利用いただけるはずです。」と話し出したのです。

ピンときました。

ストレートに言いました。

私 「それって、サクラの斡旋じゃない?」

営業 「・・・・そっ、そういうわけでは・・・・・・」少し沈黙があって、

私 「もし、サクラじゃないのなら当店の商品を実際に使って、モニターとしてのモデルなの?」

営業 「それも不可能ではないと思います・・・・」、モニターはイレギュラーのようでした。

当店の商品で、モニターをするとなると最低でも1か月は継続していただく必要がありますし、一人では意味がありませんので、最低でも5人くらい…などと考えると、サクラでなければとんでもない額になることは明らかでしたので、「必要ないです。」とお断りしました。

特に、美容関係では多くの企業にご利用いただいているとの話でした。

このような、広告支援の専門の会社があるということを、今日はお伝えいたしました。

2010/10/7

「プラセボ」について

「プラセボ」とは、「偽薬(ぎやく)」のことで、薬などの効果を測定するときに、比較対象として用いられることがあります。

最近では、サプリメントの効果を確認する場合にも利用されることがあります。

仕事柄、このようなデータを見る機会が多いのですが、不思議なことに、プラセボの場合も本物と同じ傾向が出る場合が多いのです。

サプリメントでの試験では、薬の場合ほど厳密な管理で行われていないことに要因があると思いますが、事前に凡そどのようなものかが被験者に伝わっているのだと思います。

例えば、コラーゲンであればプラセボの人の肌の水分量や、弾性も上昇傾向になることが多いようです。

そうしてみると、盛大なテレビ宣伝や、過剰な広告宣伝も、プラセボ効果にコストを支払っているとも考えられるのでしょうか?

毎日鏡をじっくり見ることや、毎日体重計に乗ることは、自分の肌や体重を常に意識することになり、自然に生活習慣が良い方向に変わってくるようです。

サプリメントを販売していながら変ですが、まずは「意識する」ことがスタートだと思います。

そして、生活習慣が変わっていき、目的とする自分に近づけるのでしょう。

サプリメントはその補助的な役割を担っているだけだと思います。

2010/10/9

サプリメントの流通①「百貨店ルート」

今回は、「サプリメントの流通について」と題して、私の長い経験をもとにお伝えいたします。

最近でこそ、インターネットでの流通が非常に多くなってきましたが、インターネットでの販売が無い頃のサプリメント(健康食品)はどういうルートで販売されていたのでしょうか。

大きく分けて、

    1. 百貨店ルート
    2. 薬系ルート
    3. 専門店ルート
    4. テレビショッピング
    5. システム販売
    6. 訪問販売
    7. 通販(紙媒体)   

大体これくらいでしょうか。

もし、もうひとつあるとすれば「バイブル商法」で、中には悪質で摘発され逮捕者まで出たこともありました。

最近はほとんどなくなりましたが、販売手法としては残念ながら残っています。

サプリメントの悪いイメージの象徴でしょう。

さて、上記の順番は「信頼性」を基準に並べました。

もちろん、個々にはどのジャンルでも信頼性の高い販社はありますが、「全体として見て」比較しました。

1~3は店舗を構えていますので、一度でも信頼性を損なうような商品を扱えば、お店の存亡にかかわりますから、商品選定は非常にシビアで慎重です。

例えば、百貨店にサプリメントを納入する場合、使用原料・製造工程・衛生試験・成分分析・残留薬物等々、製品のあらゆる情報の提出を要求されます。

もちろん、全ての原料についても同様の情報が必須です。

「企業秘密」は、まず通りません。

そして、百貨店内部にも品質管理専門の部署があり、提出された情報をすべて確認されます。

ただし、百貨店によってはその作業の大部分をテナント会社に委託している場合もありますが、審査レベルは同じです。

ですから、百貨店の健康食品売り場でサプリメントを購入するのが一番安心だと言えます。

ただ、テナント料が元々売上の30%前後もかかっており、さらに人件費なども加わりますので、あまり安いものは少ないのが現状です。

「安心」に支払う金額が大きいのが「百貨店」ですね。

薬系以下については、これから順にお伝えしていきますので、今日はここまでとします。

2010/10/11

サプリメントの流通②「薬系ルート」

サプリメントの流通について、前回はその大まかな種類と「百貨店ルート」についてお知らせいたしましたが、今回は「薬系ルート」についてお知らせいたします。

具体的に言いますと、町にある、いわゆる「薬屋さん」「薬局」のルートです。

ドラッグストアーや調剤専門の薬局ではありません。

だんだんとその数は少なくなってきています。

前回の大まかなルートの種類には入れていませんが、現在では「ドラッグストア」が大きな流通となっていますし、サプリメントの最大の販売を占めています。

ただ、昔からの特徴的なルートとしては全く別のルートですので、「ドラッグストア」については別の機会にお伝えいたします。

さて、いわゆる町の薬屋さんルートですが、販売するのは薬の専門家ですから、サプリメントであっても、その由来原料から効果の根拠まで、そしてメーカーのしっかりとした支援体制も必要となってきます。

もちろん、薬ではないのですから、資料等も非常に気を使ったものを提供する必要があります。

また、サプリメントであっても実際に治験を行い薬剤師を納得させるデータも必須です。

ということで、この「薬系」ルートに商品を供給するためには、お金も知識も実績も必要となり、新規参入は非常に難しいルートですので、扱われているサプリメントは長い間売られているものが多いようです。

そして、専門知識をもって詳しく説明もしてくれますので、効果という意味では、一番期待できるルートだと思います。

ですから、薬ではなく、何らかの症状を自然に改善する目的でサプリメントを探すには、町の薬屋さんが最適でしょう。

ただし、その分価格の高いものは多いようです。

繰り返しますが、ドラッグストアーではありません。

2010/10/13

サプリメントの流通③「専門店ルート」

これまで、サプリメントの流通について「百貨店ルート」と「薬系ルート」についてお伝えいたしましたが、今回は「専門店ルート」についてお伝えしたいと思います。

薬事法規制の強化や、一部の心無い販売者の事件などもあってか、最近では、非常に少なくなってきたと思います。

「専門店」とは、健康食品を専門に扱うお店で、薬は販売できないお店のことです。

専門店を大きく分けると、「健康食品メーカーの代理店」のタイプと「自然食品を中心としたお店」にタイプが分けられると思います。

代理店のタイプは、店舗もあるのですが、健康に関するセミナーのようなことも開催しながら、口コミで顧客を獲得していくことが多いようです。

このようなセミナーなどは、メーカーが主導した勉強会などで知識やノウハウを学びます。

ですから、システム販売を兼ねている専門店もあり、どちらかというと排他的な姿勢が強い販売者が多いように思います。

自然食品を中心としたお店は、その名の通り、無農薬や製法などにこだわったいわゆる自然食品で固定客を持ち、併せてコンセプトに合ったサプリメントも扱うといったスタイルが多いようです。

したがって、消費者の評判で、中立的な立場で商品を評価する姿勢が強いように思います。

ただ、本当に「専門店」は減ってきており、インターネットでの販売に切り替えているところが増えてきました。

2010/10/16

サプリメントの流通④「テレビショッピング」

サプリメントの流通について、今回は「テレビショッピング」についてお伝えいたします。

通販と健康食品メーカーでの27年以上の経験の中で、「テレビショッピング」で販売した経験はありません。

ただ、これまで何度か交渉はしたことがあり、その経験と実際の販売を見ていて感じることを基本にお伝えいたします。

テレビショッピングに提案するうえで最も特徴的なのは、商品確保の量です。

販売者側(テレビショップ側)が交渉の最初に確認するのが用意できる商品数なのです。

サプリメントで言えば、大雑把に5,000個前後を用意できるかどうかを確認してきます。

この用意というのは、在庫数であって、たとえ100個しか売れなくて4,900個あまっても販売者は責任は持ちません、ということなのです。

そして、その用意ができなければ、提案まで進みません。

面白いですよね。

新規商品では、言い方が悪いかもしれませんが、博打のようなものなのです。

次に確認してくるのは、メーカーから社長や開発責任者などの出演が可能かどうかです。

みなさんもテレビショッピングを見られていたらお分かりですよね。

それらが可能であれば、いよいよ商品の提案となり、売れそうな特徴があるか、価格はどうかなど突っ込んだ商談となり、販売するかどうかが決定されるのです。

とにかく、ヒットすれば売れる量がものすごいので、テレビショッピングから大きくなったメーカーも数多くありますし、今でも多くのメーカーがしのぎを削っています。

ですから、品質も良く価格も安いおすすめの商品もたくさんありますが、中には、表現が上手いだけで市販品より高額な商品もありますので、冷静に比較することが必要となります。

なお、テレビという公のメディアを利用した販売法ですから、粗悪品はまず無いので安心です。

みなさんも、テレビショッピングは賢くご利用ください。

2010/10/18

サプリメントの流通⑤「システム販売」

サプリメントの流通について、今回は「システム販売」についてお伝えいたします。

システム販売は、「ネットワークビジネス」「連鎖販売取引」「マルチ商法」などと言われ、以前は違法なシステムも多かったようですが、法整備も進み規制も強化されて、最近では一応に合法なシステムになっています。

みなさんも、一度くらいは知り合いなどに誘われたご経験をお持ちか、説明会に行かれたことがある方もいると思います。

大雑把に言うと、この販売方法は、連鎖的に報酬が発生し、最初に近い人が儲かる仕組みです。

そして、高額の報酬を得た一部の人や商品にストーリーを付けて新規参加を促し、モチベーションを高揚させる説明会を頻繁に開催します。

特に最近では、社会経験の浅い学生など若い世代に広がる傾向があるようです。

もちろん、合法ですからシステム販売を否定するつもりはありませんが、それなりの収入を得るためには大変な努力が必要であることを覚悟して参加すべきだと思います。

また、システム販売で商品の購入だけが目的の場合、冷静に自分で、他の流通の類似商品と比較して購入を検討するべきでしょう。

特に、親しい人から誘いを受けると断わり辛いものですから、お付き合いで商品を購入することもあるでしょう。

販売価格に対しての仕入価格は、非常に安く設定されていますので、比較的に割高な商品が多いようです。

ただし、通常の流通でもサプリメントの原価率は非常に低いので、システム販売だけが特別に高額なわけではありません。

2010/10/20

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