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栄養成分表示について①「原則と強調表示」

「栄養成分表示」とは、下図の赤丸で囲った部分のことです。

以前の店長日記で少しご説明いたしましたが、表示は義務ではありませんが、商品名やパッケージで栄養について触れた場合は、必須となります。

そして、エネルギーからナトリウムまで、上図の順番通りに全てを表示しなければなりません。

さらに、「ビタミンCたっぷり」などと表示したら、ナトリウムの下にビタミンCの含有量も表示しなければならないのです。

また、「たっぷり」にも基準があり、ビタミンCであれば100g当たり24mg以上の含有量が必要で、実際に分析して23mgしかなかったら表示違反となります。

この強調表示の基準は、栄養成分ごとに決まっていますので、各メーカーは強調する栄養成分ごとの基準量を調べて、それ以上の含有になるように配合しています。(配合しているはずです。)

また、「低カロリー」などのように含有が「低い」ことを強調する場合も、同様に基準があります。

「カロリー(熱量)」であれば、100g当たり40Kcal以下、液体ならば100ml当たり20Kcal以下であれば、「低カロリー」と表示できます。

よく見かけるドリンクタイプのサプリメントは50ml瓶が多いのですが、この場合は10Kcal以下です。

この基準で見ますと、商品広告や商品説明の中では、違反とは気づかずに「低カロリー」と表示していることが結構多いので、みなさんも注意してみてください。

栄養成分表示には、まだ他にも基準がありますので、また改めてお伝えしたいと思います。

2010/10/31

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