低分子コラーゲン
低分子とは?
ここでは、人が食べるものに限定して説明します。
低分子とは、分子量がおよそ1万より小さいものを言います。
分子量とは?
簡単に言いますと「分子の大きさ⇒1粒の大きさ」です。
低分子とは「1粒が小さい」ということと思っていただいて結構です。
低分子コラーゲンとは「1粒が小さいコラーゲン」・・・?
微妙に間違っているのです。
低分子コラーゲン=コラーゲンペプチドです。
こちらを参照してください。>>>「コラーゲンとコラーゲンペプチドの違い」
また、分子量は正確には「平均分子量」です。
分子量3000とか、分子量700とか表現していますが、いろいろな大きさのコラーゲンペプチドの平均値が3000であったり700であったりするわけです。
そして、少し難しくなりますが、平均分子量には数平均分子量と重量平均分子量があります。
「数」と「重量」です。
コラーゲンペプチドなどでは通常「重量平均分子量」で表します。
この重量平均分子量ですと、分子量500とかの非常に小さいものがたくさん含まれていても、比較的大きな分子量8000位が少しあるだけで平均分子量は小さくならないのです。
何をお伝えしたいのかと言いますと、
同じ分子量3000というコラーゲンペプチドでも、500とかの低分子が多いものもありますし、全体的に3000近くのものがほとんどという場合もあるという事です。
そして、コラーゲンペプチドを食べれば消化します。
分子量8000のコラーゲンペプチドも500のコラーゲンペプチドも、消化されてアミノ酸ともっと小さなペプチドに分解されるのです。
分子量(重量平均分子量)700だから効果が高い?
人間の消化能を無視した論法だとわたしは考えています。
今日は少し分かり辛いかもしれませんね。
ご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
2012/8/16