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栄養成分表示について②「誤差の許容範囲」

今日は前回に引き続き、「栄養成分表示」についてお伝えします。

前回は、栄養成分表示は、義務表示ではないが、表示する場合は、エネルギーからナトリウムまでの5種類を必ず表示しなければならないことと、商品パッケージや商品名で、「ビタミンCたっぷり」とか「低カロリー」などと、栄養について強調した表示をする場合には、基準があることをお伝えしました。

今回は、「栄養成分の誤差の許容範囲」についてお知らせします。

通常のサプリメントは、数種類の原料を混ぜて加工していますので、全ての原料が誤差なく同じ成分構成とは限りません。

それぞれの原料はその製造ロットによって、多少の差が生じます。

それを何種類も混ぜていますので、完成した製品の栄養成分も製造したロットごとにどうしても誤差が出てきます。

そこで、栄養成分には許される誤差の範囲が決まっているのです。

例えば、必須表示の5種類は全て±20%となっており、許容範囲は案外広く設定されています。

カロリーが100Kcalと表示してあっても、実際に分析して80~120Kcalの範囲であれば良いのです。

ですから、栄養成分を制限されている方は、上限値下限値を考えてサプリメントを利用された方が良いでしょう。

また、良心的なメーカーは多い方が良い成分は多めに、少ない方が良い成分は少なめに分析結果が出るように調整しています。

2010/11/3

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