プロテオグリカンの効果
「プロテオグリカン」という成分が2013年の今年注目されているようです。
サプリメントにも化粧品にも採用する商品が出始めており、コラーゲンなどと同じような効果が期待されているようです。
少し前になりますが、北海道釧路の原料工場がアセトンによる爆発事故を起こしたというニュースがありましたが、この会社もプロテオグリカンを製造していました。
プロテオグリカンは、「お肌」と「関節」の健康がターゲットとなる成分ということで、その点ではコラーゲンと似ています。
プロテオグリカンは、生体内では皮膚や主要な各種臓器、脳など体全体の組織中の細胞外マトリックスや細胞表面に存在するほか、関節軟骨の主成分としても存在しており、重要な成分です。
その構造は、1本のたんぱく質に多数の糖鎖がつながっており、糖たんぱく質の一種です。
分子量は100万以上あり、人間の胃や腸では消化されにくい食物繊維的な性質があります。
原料メーカーや一部の大学での研究では、経口摂取による効果が発表されていますが、その作用機序などについてはまだ不明のようです。
原料の価格は、鮭から抽出できるようになって安くなったとはいえ、まだまだ高額で、サプリメントではプラスワンの素材として加えているものがほとんどでした。
メーカーが推奨している1日の目安量は5mg~10mgと非常に少なく、なぜそんな量で実感が期待できるのかその理由を色々調べてみたのですが、わかりませんでした。
当店では、コラーゲンの次にはグルコサミンをと考えているのですが、プロテオグリカンも扱えるかどうかも含めて今後も注目はしていこうと思います。