コラーゲンの勘違いしそうな情報②脂質
前回(8/26)に続いて、「コラーゲンの勘違いしそうな情報」について書きます。
前回は「変性温度」について書きました。
要旨は、「コラーゲンとコラーゲンペプチドを都合よく(?)混同して、『魚由来のコラーゲンは変性温度が低いから吸収が良い』と伝えるのは、ペプチド配合製品では正しくないのでは?」ということでした。
今回は「脂質」です。
「魚由来は動物由来に比べて脂質が少なくカロリーが低い」と説明しているサイトがあります。さすがに大手メーカーでは見かけませんが、比較サイトや説明サイト(アフィリエイトサイト)では結構見ます。
当店の比較表の下の方をご覧ください。⇒コラーゲンペプチドの比較一覧表
豚皮由来、淡水魚由来、海洋魚由来、全てのコラーゲンペプチドで「脂質は0g」ですし、「カロリー」もほぼ同じく非常に低カロリーです。
最近の、コラーゲンサプリメントやコラーゲンドリンクではほとんど「コラーゲンペプチド」を使用していますので、ペプチドを使用している製品では、
「魚由来は動物由来に比べて脂質が少なくカロリーが低い」という表現は正しくないと思います。
みなさまが、コラーゲン配合製品を選ばれるときに、原料がコラーゲンなのかコラーゲンペプチドなのかをご確認ください。
コラーゲンペプチドでしたら、脂質はほぼゼロです。
このように、勘違いしそうな情報は結構たくさんありますので、今後も取り上げていきたいと思います。
2010/9/7