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コラーゲンと必須アミノ酸

必須アミノ酸とは何でしょうか?

ご存知の方も多いかと思いますが、コラーゲンのアミノ酸組成も含めて説明したいと思います。

アミノ酸とは、人の体に必要なタンパク質を作るための原料と考えてよいでしょう。

そのタンパク質を作るために必要なアミノ酸は、人の体内で作り出せるものと、作り出せないものがあります。

この、体の中で作り出せないアミノ酸「必須アミノ酸」と言います。

トリプトファン・ リシン ・ メチオニン ・ フェニルアラニン ・ トレオニン ・ バリン ・ イソロイシン ・ ロイシン ・ ヒスチジン の9種類です。

この9種類のアミノ酸のバランスを「アミノ酸スコア」と呼び、様々な食材にはこのアミノ酸スコアがつけられています。

また、必須アミノ酸をバランスよく含む食材ほどスコアが高いと表現されます。

ちなみに、牛肉や豚肉などの動物性タンパク質は、必須アミノ酸をバランスよく含み、 アミノ酸スコアは満点(100)です。

さて、コラーゲンですが、アミノ酸スコアは・・・0(ゼロ)です。

細かい説明は省きますが、必須アミノ酸であるトリプトファンを全く含まないためです。

ですから、コラーゲンは栄養学的には評価の非常に低いものだったのです。

しかし、コラーゲンには他のタンパク質にはほとんど含まれていないアミノ酸があります。

それは、ヒドロキシプロリンとヒドロキシリジンというアミノ酸で、コラーゲンを特徴付けています。

最近の研究では、このふたつのアミノ酸の血中濃度の変化がコラーゲン生成などのサインになっているのでは?と、推測されるようになってきました。

当店もこの研究を支持し、注目しています。

2011/10/30

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