今日も引き続き、「栄養成分表示」についてお伝えします。
栄養成分表示について、これまで「表示が必要となる要件」「強調表示の規則」「許容範囲の基準」をお伝えしましたが、
今回は、「ゼロと表示できる基準」についてお伝えします。
「えっ?」と思う方もいらっしゃると思います。
「ゼロはゼロ、無いっていうことだから、全く入っていないことでしょ?」・・・と、業界に入る前は私もそう思っていました。
しかし、サプリメントの栄養成分表示では、完全にゼロでなくても、各栄養成分の基準値以下ならば「ゼロ」と表示できるのです。
表示の場合の必須栄養成分ですと、100g当たり(液体の場合100ml当たり)
カロリー 5Kcal
たんぱく質 0.5g
脂質 0.5g
炭水化物 0.5g
ナトリウム 5mg
これ以下であれば、例えば「脂質ゼロ!」などと表示できるのです。
当店の商品でも、豚皮由来の2種類と淡水魚由来のコラーゲンペプチドでは、炭水化物はゼロと表示もできるのです。
2010/11/5