これまで、サプリメントの流通について「百貨店ルート」と「薬系ルート」についてお伝えいたしましたが、今回は「専門店ルート」についてお伝えしたいと思います。
薬事法規制の強化や、一部の心無い販売者の事件などもあってか、最近では、非常に少なくなってきたと思います。
「専門店」とは、健康食品を専門に扱うお店で、薬は販売できないお店のことです。
専門店を大きく分けると、「健康食品メーカーの代理店」のタイプと「自然食品を中心としたお店」にタイプが分けられると思います。
代理店のタイプは、店舗もあるのですが、健康に関するセミナーのようなことも開催しながら、口コミで顧客を獲得していくことが多いようです。
このようなセミナーなどは、メーカーが主導した勉強会などで知識やノウハウを学びます。
ですから、システム販売を兼ねている専門店もあり、どちらかというと排他的な姿勢が強い販売者が多いように思います。
自然食品を中心としたお店は、その名の通り、無農薬や製法などにこだわったいわゆる自然食品で固定客を持ち、併せてコンセプトに合ったサプリメントも扱うといったスタイルが多いようです。
したがって、消費者の評判で、中立的な立場で商品を評価する姿勢が強いように思います。
ただ、本当に「専門店」は減ってきており、インターネットでの販売に切り替えているところが増えてきました。
2010/10/16