皮膚や骨や軟骨など、体内のコラーゲン生成にはビタミンCや鉄分が必要な事は、これまでに説明してきました。
この記事のタイトルが「納豆とコラーゲン」ですから、コラーゲンの生成には納豆も必要なのか!?
・・・納豆などに含まれる「ビタミンK」がコラーゲン生成に関与しているのです。
また、ビタミンKが骨代謝を調節したり骨形成を促進していることもわかってきたのです。
最近の人気の健康番組で、新たな納豆パワーとして「骨粗しょう症」への予防と改善の効果というテーマが取り上げられました。
その中で、
骨粗しょう症が主な原因と考えられる、太ももの付け根の骨折発症率を都道府県別にみると、圧倒的に発症率が低いのは、東日本。
そして、納豆の消費量を比較してみると、東日本の納豆の消費量が西日本より明らかに多いことがわかった。
ということでした。
そういえば、関西の方々には「納豆がどうしても苦手。」とおっしゃる方がかなり多いようですね。
ビタミンKを含む食品の詳しいサイトで見ると、納豆以外にもパセリやシソ、抹茶や煎茶の茶葉などいろいろあります。
しかし、100g当たりでの含有量比較ですから、食事としての実質的な効率を考えると、納豆が一番です。
コラーゲン生成にも骨の代謝にもビタミンKは大切です。
そして、一番効率よくビタミンKを摂取できる食品は「納豆」です。
納豆は、食べなれてくると美味しいものですから、嫌いな方も一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
それでも、納豆はダメだという方には、納豆のサプリメントもありますから、そちらを試すのもアリですね。
ただ、ビタミンKはワルファリンなどいくつかの薬との悪い相互作用がありますので、特にサプリメントはご注意ください。
ちなみに。当家では2日に1回くらいは朝食に納豆が定番です。
2013/2/14