「セラミド」というものがあります。
以前お客様から、「シーエスストアーのコラーゲンにはセラミドは入ってるの?」とお問い合わせがありました。
恥ずかしながら、「セラミド」という言葉は聞いたことがありましたが、どんなものなのかは知りませんでした。
当店のコラーゲンペプチドは何も加えていませんから、そのままお答えしました。
しかし、美容成分として出回り始めているわけですからすぐに調べました。
セラミドとは・・・?
スフィンゴイド塩基、脂肪酸、糖の結合した複合脂質で、主にお肌の最外層である角質層の細胞間脂質です。
セラミドは、細胞と細胞の間を埋め、各層の間に入って層状の構造(ラメラ液晶構造)をつくっています。
その機能は、
皮膚の水分を逃さずに保つ「保湿機能」と、外部からの刺激を守る「バリア機能」を持っています。
そしてセラミドは、加齢やストレス、環境の変化などで減少するといわれています。
さらに、乾燥肌等ではセラミドが著しく減少していることが報告されています。
セラミドは乾燥防止に役立つわけです。
ということは、寒く乾燥する冬には特に注目されるわけです。
では、セラミドの経口摂取での効果はいかがなものなのでしょう?
わたしが一応プロとして調べた結論として、期待できます。
しかし、セラミドはコラーゲンペプチドと同じく補給にはならないようです。
セラミドを経口摂取することによって、体内のセラミド生成を活性化するのではないかと推測しています。
原料メーカーのデータですから、効果を断定できるレベルではありませんが、信頼できる会社のデータを確認しました。
必要とされる目安量は数mg単位のようですから、補給ではないことは明らかです。
由来原料は、米・トウモロコシ・こんにゃくなどがあり、サプリメントも多数販売されています。
シーエスストアーといたしましては、懸案の「グルコサミン」に加えて「セラミド」も今後の取扱い候補にと注目しています。
2013/1/5