コラーゲンを分解する酵素を「コラゲナーゼ」と言います。
体内では、劣化したコラーゲンを分解し、新しいコラーゲンの生成を誘導するのです。
この仕組みを利用したのがコラーゲンペプチドの経口摂取となるわけです。
コラーゲンのサプリメントやドリンクには、コラーゲンペプチドが配合されているわけですが、
このコラーゲンペプチドを製造するのにも「コラゲナーゼ」や「プロテアーゼ」が一般的に使用されています。
主に、大手ゼラチンメーカーが供給しています。
ところで、
ジュンサイの葉に、コラーゲンの分解を抑える機能を持つ成分が含まれることが、食品・化粧品の原料メーカーの研究で分かったそうです。
その成分はポリフェノールの一種で、コラゲナーゼの働きを抑制するというのです。
そして、サプリメントや化粧品の原料として売り出すという事です。
コラゲナーゼの働きを抑制したら、コラーゲン生成も抑制される可能性も高いのですが・・・
この件については、まだ論争があり明確にはなっていません。
コラゲナーゼに分解されにくいコラーゲンも開発されており、配合された化粧品も販売されています。
外から塗るだけなのですが・・・
ただ、もし本当にコラゲナーゼの働きを抑制すれば、コラーゲンの分解も抑制されることだけは確かです。
2012/9/21