ほぼ20代を100として、80才で20まで減少・・・?
100 ⇒ 20
そんなグラフをときどき見ます。
こんなグラフを見た人は、
「加齢によってドンドンとコラーゲンが無くなっていく・・・」
というイメージを持つでしょうね。
そして、
「コラーゲンをたくさん補給しなきゃ!」
と思う人も多いでしょう。
コラーゲンが5分の1に減少?
そんなことはあり得ません。
サプリ業界が広告でよく使う手なのですが、恐怖心をあおっているのです。
実は、このグラフにはカラクリがあって、「若い」または「正常な」コラーゲンの量で、全体のコラーゲン量ではないのです。
「若い」または「正常な」の定義はそのデータを採った研究者が決めていることで広く共通した定義ではありません。
しかし、間違いではないわけです。
しかし、「コラーゲンの減少⇒コラーゲンの補給」という間違った需要を業界が創り上げたのです。
現在では、加齢によるコラーゲン量の減少は10%前後と言われています。
そして、良識あるメーカーは、
補給ではなく代謝促進という正しいイメージを表現するようになっています。
当店も良識ある販売者であり続けたいと考えます。
2012/8/7