年齢を重ねると骨や関節が弱くなっていきます。
また、女性は閉経後に骨粗鬆症になる確率が上がってきます。
この原因の一つとして、骨の代謝があります。
およそ10年で骨は新しくなっているということをご存知ですか?
その仕組みは、破骨細胞という細胞が古い骨を壊し、骨芽細胞という細胞がそこに新しい骨を作るという流れになっているのです。
ところが、歳を取るとその流れがスムーズにいかなくなるようです。
これは、骨の基礎であるコラーゲンの劣化が原因だと言われています。
破骨細胞が壊しにくい状態になり、すると骨芽細胞が新しい骨を作れないということです。
破骨細胞が古い骨を壊すと、カルシウムなどは血中に送り出されます。
そして、基礎であるコラーゲンも壊されて、コラーゲンペプチドとして血中に送り出されるのです。
すると、骨芽細胞が新しい骨を作り始めます。
これが、コラーゲンペプチドがサインとなっているということなのです。
2012/2/8