ドロップシッピング

ネットショップは日本だけでもいくつあるのでしょうか?

調べてみましたが、よくわかりませんでした。

楽天やアマゾン、ヤフーショッピングなどのモールだけでも数十万店になると思います。

もう、システムができて10年近くになると思いますが、「ドロップシッピング」というシステムがあります。

ご存知の方も多いかと思いますが、「在庫を持たない販売」です。

アフィリエイトと違うところは、あくまでもそのショップが販売するところです。

問屋もしくはメーカーが在庫を持ち、ドロップシッピングに参加する会社名で商品を発送し、請求も受注した会社がするのです。

当店のジャンルでは、あのケンコーコムがドロップシッピングをしています。

問い合わせてみたところ、現在は1カ月の見込み販売額の2倍の保証金が必要とのことで、参入のハードルをかなり上げているようです。

1カ月100万円の売上ならば、200万円をケンコーコムに預けるという事です。

たぶん、粗利益率は10%前後から多くても30%、送料や梱包料、代金回収コストまでを引くと大変薄利なシステムです。

しかし、このドロップシッピングを利用して稼いでいるショップもあるのです。

ほぼ、「資金の運用利益」感覚で、営業利益が数%とれるなら良しとしているビジネスです。

そのためには、カテゴリーも関係なく、取り扱い点数を限界まで増やし、それぞれの商品で「最安」を目指すわけです。

ナショナルブランドの商品であれば、価格比較して安いお店で買うという消費者にピッタリですから、薄利でも数が増えれば儲かるというわけです。

いかかでしょう?

当店は、自社製品ですし、ドロップシッピングに商品を流していませんが、安易にドロップシッピングに商品を流すと、値崩れという問題が待ち構えているのです。

以上、今日はドロップシッピングについて説明いたしました。

2012/6/30