今回も前回に引き続き、書籍「コラーゲン完全バイブル」からの情報です。
コラーゲンと脳についてとは、ちょっと飛躍し過ぎの感がありますが、とりあえずひとつの事実としてご紹介します。
2010年にイギリスの論文誌に掲載された研究報告ですから、ごく最近です。
この研究は、あくまでもマウスによる実験ですから、人間に当てはまるかどうかは全くわからないという前提です。
老齢のマウスに3か月間一定量のコラーゲンペプチドを与えたところ、与えなかった群に比べて、空間記憶や危険回避能力などが増進したという研究報告です。
脳の神経細胞であるニューロンの劣化抑制も観察されたとのことです。
ごく最近の研究だけに、これからヒトでの研究が期待されますね。
2012/1/15